代表あいさつ

社会福祉法人鹿野学園 
  理事長 吉浦正男

 

 
 

社会福祉法人鹿野学園は、鹿野の地に昭和43年4月開設致しました。前身は昭和24年、周南市の沖に浮かぶ仙島に児童養護施設「希望の家」が開かれたことから始まります。そして、昭和42年には、この仙島で知的障がい児施設「希望の家」が開設されました。翌年には鹿野の地に移り、当園は73年の歴史を持つ施設となっています。
 
  今日、この仙島の施設で生活していた8名も60歳代半ばから後半の年齢となり、他利用者も含めて成人部では、定員50名で60歳代利用者が23名、うち10名は65歳以上となっています。また、当園は、地域福祉が充分に成立していない昭和40年代・50年代に県内各地域からの重度知的障がい者の方を多く受け入れてきた歴史も持っています。そして、社会福祉法改正に伴い平成19年には、鹿野学園児童部が障害者支援施設鹿野学園第二成人部・定員38名として竣工、2年後の平成21年には、鹿野学園成人部が障害者支援施設鹿野学園成人部・定員50名として再出発しております。その上に、平成31年3月には新たな成人部園舎が竣工、令和元年5月には竣工式と同時に開設50周年記念式典を挙行して現在に至っております。
 
 利用者も若く、職員と一緒にグランド・園舎まわりを走っていた時代とは変わりましたが、開設当時の理念である「元気」「根気」「のん気」をもとに、すべての利用者の方に満足していただけるように質の高いサービス提供に努めてまいります。また、利用者の家族の方や地域の皆さんからも信頼される法人になれるように役職員一丸となって努めてまいります。
 
 今後とも、皆様の格別のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。